1962 グレッチ #6122 チェット・アトキンス カントリー・ジェントルマン / スーパー・フレーム・トップ&ダイアル・アップ・ミュート!                                       ※※※ 新入荷ファースト・セール! 予定販売価格/二百四十八万円 ⇒ 期間限定大特価 ※※※
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バリトラのビッグ・ミュート・ジェントルマンです!!

実はジョージ・ハリスンが使用していたビッグミュート・モデルもかなりのバリトラだったんです。

残念な事に、1965年にローディーが高速道路に落下させて紛失してしまったらしいですが、、、。

そして今回のギター、モノ凄い杢目です。

当店がこれまでに扱ったどんな#6120のフレーム・トップよりも深く、ギラついたトラ目ですよ。

やはり上位機種ですね〜、使ってる材のグレードが良い、そんな気がしてしまいます。

最近は#6120がグレッチ・ギターの代表的な人気モデルになってはいますが、当時からカタログ・ラインナップ上ではカントリー・ジェントルマンの方が上位グレードです。

位置付けとしては最上位機種のホワイト・ファルコンに次ぐN0.2という事ですね。

チェット・アトキンスのシグネーチャー・モデルのラインナップををデビュー順に確認すると、

54年デビューの「#6120 チェット・アトキンス・ホロー・ボディ」
57年デビューの「#6122 チェット・アトキンス・カントリー・ジェントルマン」
58年デビューの「#6119 チェット・アトキンス・テネシアン」

後年、チェットのシグネーチャー・モデルのラインナップは増えていきますが、50年代から続いている基本機種は上記の3モデルです。

その中でもチェット・シリーズ最上位機種のカントリー・ジェントルマンは上位機種ゆえに、

〇「マルチプル(多層)・バインディング」

〇「フル・ゴールド・パーツ」(セカンド・グレードの#6120ではブリッジとビグスビーはシルバー・カラー。)

〇「グローバー・インペリアル・ペグ」

〇「ビルトイン・ダブル・マフラー(ミュート)」(#6120は6弦一括のシングル・マフラー、テネシアンはノン・マフラー仕様)

〇「メタル・ヘッド・プレート・シリアル」(各個体毎に対応のシリアル・プレート。#6120とテネシアンはヘッドトップ・エッジ部に打刻。)

という全てカントリー・ジェントルマンだけの豪華フル・スペックです。

「全部載せ」というヤツですね。

そして、ダブル・カッタウェイ仕様では初期型のみに存在する今回の「ビッグ・ミュート」ですよ!

コントロールつまみをクルクル廻しながらミュート・ユニットを作動させることから「ダイアル・アップ・ミュート」の別称でも呼ばれています。

1−3弦と、4−6弦を分けてミュート出来るこの「ビルトイン・ダブル・マフラー(組込型ダブル・ミュート」は「ホワイト・ファルコン」と「カントリー・ジェントルマン」の最上位2機種にしか搭載されていないスペシャル・ユニットなんです。

ジョージ・ハリスンがこのモデルを手にしたことからファンには憧れのスペックですが、このスペックで生産されていた時期が61年の極後期から62年の中期までと非常に期間が短い為結構な激レアスペックなんですよね。

カントリー・ジェントルマンは61年後期までシングルカット・ボディ仕様でその最終期には既に「ビッグ・ノブ・ダブル・ミュート」が採用されている様なのですが、61年の極後期にダブルカット・ボディが導入されると同時に「ビッグ・ノブ・ダブル・ミュート」もそのまま引き継がれてゆきます。

ところが、作動方式に改善の余地があるとグレッチ社が気づいちゃったんでしょうね、時間を掛けてクルクル廻すのではなくて、バチン!と一発でいけないか、ということでアイデアを改良したレバー式の「スモール・ノブ・ダブル・ミュート」が62年の途中から採用された、という経緯ですね。

現在その機能をありがた〜く愛用しているミュージシャンの数を想像すると、そこまで情熱を傾けて拘り続ける意味のあるスペックか?という大いなる疑問は残りますが、、、

とにかく、ジョージ・ハリスンが手にしたギターにはこれが載っていたんですね、更に言えばジョージ・ハリスンは後期型の「スモール・ノブ・ダブル・ミュート」のバージョンも愛用しています。

が、今回のこのスペックはホントに見つかりません。

〇Gアロー・ノブのメッキのゴールドも残る「ビッグ・ノブ・ダブル・ミュート」。

〇最強クラスの「バリトラ!」。

〇色が濃くて色抜けも無く、杢目も鮮やかな「リッチ・マホガニー・グレイン」フィニッシュ。

上記のジョージ・ハリスンスペックが揃っているだけでも有難いのに、これがニア・ミント・コンディションですよ。

皆さんジョージ・ハリスンの写真や映像を基準にイメージされてるので色が濃いカントリー・ジェントルマンにこだわる方が多いのですが、、、それがなかなか無いんですよ。

彼のヤツは当時の新品ですからね、、、。

リッチ・マホガニー・ブラウンの赤味が抜け易く、現在は褪色して薄茶色になってしまっているものが結構多いんですね。

そしてヴィンテージ・グレッチ永遠の課題「バインディング・トラブル」ですよね。

塗装状態が良くても色抜けしていたり、バインディングがボロボロだったりすることが多いんですよね。

ところが今回のギターは非常〜に濃いマホガニー・ブラウンです、クリーニングの際にピックアップ・リングを外したり、ビグスビーを起こして確認しましたが、色抜けはほぼゼロと言ってよいと思います。

このリッチ・マホガニーのカラーリングとゴールド・パーツとのゴージャスなマッチングが最高です。

バインディングには数か所ヒビがあり樹脂注入でクラック・ラインのタッチアップ処理が行われていますが広い範囲や深刻な状況では無く、安心して使っていける状態で全く問題ありません。

パーツ類は、ほぼフル・オリジナルですがペグのみ一度シャーラ―に交換されていた時期があったようで、留めネジ穴の埋め痕が各ペグに1箇所づつ残っています。

現在はオリジナルのグローバー・インペリアル・ペグのステア・ステップ・ボタンに戻されています。

ペグを外して確認しましたが、ペグ穴は広げられた痕は無いようです。

ネック・ジョイントも非常に強固な状態で隙間もなく、正しいネック・セット・アングルをキープしており全く問題はありません

このネック・アングルにより、ブリッジも正しい高さにセットされていて、ビグスビーの弦の出位置からブリッジ上面への弦角度が出ている為、十分な弦テンションが産み出され、それによりボディの箱をしっかりと鳴らすことが出来ています。

ファクトリーのオリジナル段階で、ボディ裏に大穴が開けられ、金属棒のミュート・ユニットが2箇所も取り付けられ、その穴をプラ板でネジ留めして塞ぎ、とどめにボディに直接ネジ留めしたホックで座布団状のバック・カバーを留めつける、という、、、到底ギターの鳴りには結びつかない、むしろ逆方向の様々な加工をした上でですよ、、、鳴っちゃってるんですね。

生鳴り、決して悪くないんですよ、ちょっと驚きです。

ロー・コードを鳴らした時の楽器から体に伝わってくる振動はヴィンテージらしい乾いた、とても深いバイブレーションです。

アンプを通したサウンドは、グレッチ黄金期の極上トーンです。

コードを鳴らした時のキレがあり、ハムバッカーらしいサウンドの厚みも感じられます。

ヴィンテージ・グレッチの場合は生産時の個体差に起因するサウンドのバラツキの方が大きいのでアンプから出た音だけでは、50年代のノン・ミュート、シングルカッタウェイ仕様のカントリー・ジェントルマンと今回のダブル・ミュート・モデルの違いを聞き分けられる人は多分いないと思います。

もちろん、試しながら比べればこっちはこう、あっちはどう、という感想は表れると思いますが、広い意味で同じ音が出ていて、50年代モデルに比べてダブル・ミュート・モデルが劣るという事は決してありません。

でも大事なのは、ジョージ・ハリスンと同じサウンドが出るかどうか、という事ですよね。

多分、出ると思います。

「多分」と言ったのは、当店は標準セッティングとして10/46のラウンド・ワウンド弦を使用しているので、かなりビーン!と弦の響きが活きたトーンなんですね。

正直フラット・ワウンド弦の良さがイマイチ分からないのですが、もっとマイルドでファットになるんですかね?

お買い上げいただくお客様がご希望であればフラット・ワウンドに張り替えて調整します。

その際はご使用される弦のセットをお持ちください。

とにかく、艶々の濃いマホガニー・ブラウンで、バリッバリッ!の鬼トラ・メイプル・ボディですよ。

バリトラ・グレッチが大好物の当店史上最強です。

ジョージ・ハリスンの愛機に負けてませんよ。

是非見に来てください。

下取り、ローンも大歓迎ですよ〜!