1956 ステラ サンデール H904 / フォレスト・グリーン&スプリング・グリーン ※※※ 新入荷ファーストセール!予定販売価格:十四万八千円 / 期間限定大特価 ⇒
十二万八千円 1500グラム



          

どうですか、お洒落ですね〜、アコギにこのデザインですよ、さすが50年代。

「ステラ」ブランドの小振りな所謂パーラー・ギター「サンデール」です。

手元にある1956年の「ハーモニー」社のカタログに掲載されているので「ハーモニー」のセカンド・ブランドという事のようです。

便宜上手元のカタログ資料がドンズバ・スペックなので1956年製という事にさせて頂きますが、調べたところでは生産年は1955年ー1958年となっていて正確な年式の確定は出来ません。


ボディ内スタンプは「H929」とありますが、カタログ掲載のドンズバ・モデルは「904」となっていて、フィニッシュ・カラーの名称は「フォレスト・グリーン&スプリング・グリーン」とあります。

濃い目の緑の「フォレスト・グリーン」・フィニッシュの上に型紙か何かを当てて明るい「スプリング・グリーン」・フィニッシュをサンバーストの様に吹き付けているようです。

当時、この手の50sデザインのお洒落な小型ギターを「ハーモニー」と「ステラ」の2ブランドで各6色づつ計12色展開していたようです。

そのパーラー・ギターの12本を含め、アーチトップ・モデルや、ソリッド・ボディ・モデルなどでビビッドなカラー・フィニッシュ・シリーズを「コロラマ・ギターズ」と銘打ち展開していたようです。

ナチュラル・フィニッシュか、サンバースト・フィニッシュ、シースルー・ブラウン・フィニッシュがほとんどの時代に於いて、これはかなり斬新ですよね。

パーラー・ギターというと小型で見た目だけのお遊び用のいい加減な造りだろうと思われるでしょうが、、、ハイ、その通りです、しかも60年経ってますから基本的にはヤバい状態のものが多いです。

当店も舐めてました、ところが現地で久し振りに見かけて気まぐれで触ってみたところサウンドはバッチリ乾いたヴィンテージ・トーンだったんですね!

もっと、しょうもないサウンドだと思っていたので本当にビックリしました。

そこから色々探して触って選びまくったわけです。

木材はボディ、ネック、指板全て「バーチ材」です、ローズやら、マホガニーやら、メイプルやら、スプルース、そんなお馴染みの材は一切使用していません、ローコスト・モデルですから当然です。

ただ弦長スケールが24 1/4インチ・スケールということで意外とちゃんとしてるんですよね。

もっと緩い弦テンションだと思い込んでいたのですが、ギブソンのレスポール等の24 3/4インチ・スケールの所謂ミディアム・スケールよりは若干短く、フェンダー・ジャガー等の24インチのショート・スケールよりも若干長いんです。

決してリッケンバッカーのジョン・レノンモデルの様にルーズになりがちなチューニングを安定させるために太めのゲージを張る必要がある、といったことはありません。

ライトゲージでバッチリです。

グリップ・シェイプも太めですが、極太というほどでもなく特にローコードは非常に弾き易く快適です。

そもそもが12フレット・ジョイントのモデルなのでハイ・ポジションをガンガン弾くようなギターではないワケですが、ロー・コードを鳴らした時の現代のギターには無い乾いた響きは絶品です。

サウンド・ホール位置よりもややブリッジ寄りの位置でストロークをするとより力強いトーンを堪能できます。

この手のパーラー・ギター、やはり基本的にはラップスチール・ギター並みに弦高が死ぬほど高く、ネックがスキーのジャンプ台の如く反っていたり、指板修正不可能な程捻じれていたり、指板が剥がれていたり、ネック・ジョイントが外れていたり、ボディ内部のブレーシングが剥がれていたり、ボディにクラックが入っていたり、トップ板がたわんで歪んでいたり、、、当たり前です、驚きもしません。

だから今まで手を出さなかったんですけどね、ただアタリの奴はめちゃくちゃ良いヴィンテージ・サウンドであることに気が付き、手を加えて調整できる幅のモノを厳選して仕入れ、当店で納得できるプレイアビリティとトーンになるまで追い込んでの販売です。

今回のギターもオリジナル性を損なわない程度に、諸々必要と思われる作業をリペアの方でかなり時間をかけて様子を見ながら施してもらいました。

アメリカで見つけて持ってきただけという吊るしの状態ではありません。

「枯れた良いヴィンテージ・トーン」で、「心地良く弾けるギター」に仕上げてあります。

この手のギターを知ってる人からすればあまり乗り気にならないでしょうが、是非触ってから判断してください。

パーツ類はオープンバック・ギヤの3連ペグ、テイルピース、ブラス・フレットも含めて全てオリジナルだと思います。

ただし今回のギターは入手時点で既に16,17,18の最終3フレットが指板面まで削り落とされ、指板をブラウンの塗料でタッチアップされてました。

フレットが当たって音詰まりがして邪魔だったんでしょうね〜、気持ちは分かります。

日本人のリペアマンに任せてくれたならもうちょっと上手くやりようがあったと思うんですけどね。

ネック・ジョイントも問題なく、ネックも真っ直ぐで、フレットの減りもさほどなく、ビリつき音詰まりありません。

弦高は12フレット位置のフレット上面から弦の下面までで1弦側約2.0mm、6弦側約2.1mmです。

トップ板に90mmと30mmと、バック板に70mmのボディクラックがありますが、サウンドに影響はないと思います。

このルックスで、このサウンド、結構感動モノですよ。

おぉっ!?と思ったら是非、試しに来てください。