1967 リッケンバッカー 335 / ファイァグロー
五十八万円 3380グラム



          

60年代に当時新品で購入されたワン・オーナーのリッケンバッカー335です。

オリジナル・オーナーの方は1950年代よりミュージシャンとして活躍された日本人で、このギターを使って参加したライヴなどもレコード化されています。

ワン・オーナー物だけあって、大きな目立つ傷も無く、塗装状態も極上のミント・コンディションで、ファイアグローの褪色も見られず非常に美しいカラーを保っています。

リッケンバッカー独特の薄めのグリップ・シェイプは非常に握りやすく、演奏性は抜群です。

ボディ構造はリッケンバッカー独特のくり貫いた様なセミ・ホロー・ボディで、サウンド・ホールから覗き込んでみるとトップ板の裏側に貼りつけられたブレーシングの一部を見ることができます。

独特なボディ・シェイプやサウンド・ホールは言うに及ばず、オリジナルのピックアップやテイルピース、トレモロ・ユニット、コントロール・パネル、ブリッジ・ユニット、更には見えない部分でも二本構造のトラスロッド・システムに至るまであらゆる部分がオリジナルで、何かのコピーではない、唯一無二の存在感を持つのがこのリッケンバッカーというブランドなのです。

330を代表とするノン・トレモロ・モデルはブリッジ・サドルがアルミ製なのでサウンドが非常にドライで、軽いのが特徴ですが、このトレモロ仕様の335はブリッジサドルがローラー・タイプで、弦が乗る部分の素材がブラスなので、トーンに重さ、太さが感じられそれだけでもサウンドに大きな違いが出てきます。

残念ながら、トレモロ・ユニットのアーム・バー部分は紛失してしまい、付属しておりませんが、その魅力的なトーンは失われていません。

アンプを通すとリッケンバッカーらしい歯切れの良いサウンドを聞くことができますよ〜。