1959 グレッチ #6119  [ONLY 3 MADE in 2001 !!!]  クリスマス・スペシャル
$$$ASK$$$ 3240グラム



          

2001年にブライアン・セッツァーにプレゼントする為に59年製の#6119を3本潰して3本のみカスタマイズ製作したホットロッド・モデル、通称「クリスマス・スペシャル」です。

全く同じギターを3本作って、セッツァーの当時のギター・テックであったリッチ・モディカ氏に開演前のステージ上で試奏してもらい、ベストな1本を選んでもらい翌年にアメリカでプレゼントしたスペシャル・ギターです。

まずは塗装を全て剥がして、ネック・バインディングを施し、ブライアン愛用のジム・ダンロップの#6105でリフレットを施し、グリップ・シェイプをブライアンの好みのやや細身のソフトVにリシェイプし、全体をグリーン・メタリックにリフィニッシュ、というところまでを日本国内で当店が最も信頼する腕利きのリペアマンにお願いしました。

そして、ピン・ストライプを入れてもらう為に、アメリカの友人が働くデザイン会社のホット・ロッドも手掛けるピン・ストライパーの元に3本のギターを持ち込みシルバー・ラインのシンプルなピン・ストライプを依頼したわけです。

そして仕上げのセットアップは当店も懇意にしているTVジョーンズ氏に依頼しようと思ったのですが、先方のスケジュールが合わなかった為、ピック・アップのみTVジョーンズのフィルタートロン・クラッシックを3台分送ってもらい、日本に持ち帰って組み上げ、ペグはスパーゼル社に特注を掛けたレッド・フィニッシュのロック・ペグと、当時TVジョーンズ氏がブライアンにプッシュしていたトーンOマチック・ブリッジを搭載しました。

完成した物をブライアンの来日公演時に本人に選んでもらいたかったのですが、東京ではブライアンはメディア取材が重なってスケジュールが取れなかったので、先述のリッチに試して選んでもらいました。

3本とも、出来は非常に素晴らしく、サウンドも甲乙つけがたかったのですが、やはり個体毎にトーンや鳴り方に個性があるのでブライアンのホット・ロッド・シグネーチャーを選ぶ時にも立ち会う程その感性に信頼のあるリッチに依頼したわけです。

製作段階ではクリスマスは意識していなかったのですが、たまたまメタリック・グリーン・フィニッシュと赤いペグがマッチングしてしまい、クリスマス・ツアーで何曲か使ってくれて、その後日本公演のクリスマス・ツアーでも使用してくれたので、ご覧になった方もいると思います。

その後、残り2本の内、1本は人の手に渡り、最後の残り1本は個人的に取っておこうと思っていたのですが、他にもギターがあるし、色々持ってても仕方ないかなと思い、このギターも思い切って放出する事にしました。

あ、あと、ヘッドには「Brian Setzer Hot Rod Model」のメタル・プレートを留めてあります。

これは洒落です。

プレートが単体で手に入らなかったので、当時下取りした中古のホット・ロッド・モデルのプレートを剥がして移植しました。

ネーム・プレートが無くなったホット・ロッド・モデルは安く売っちゃいましたねぇ、ハイ。




そう言えば余談ですが、確かピン・ストライプが完成して受け取りにロスに向かう際、大事件がありまして、、、。

テロに巻き込まれてしまいまして、、、2001年です、例の9・11ってヤツです。

飛行機に乗ってロスに向かっていたら、到着2時間前に機内に緊急アナウンスが入り「アメリカ連邦政府の命令により、これよりハワイのホノルル空港へ引き返します」と。

機内は意外なほど静かで、それ以上の説明も無く、ホノルルに到着すると「今朝方ニューヨークのワールド・トレーディング・センターに飛行機が2機突っ込んだため、アメリカ本土での全ての民間航空機の飛行が禁止されました。只今より当機機内にもFBIの係員が入り全員の身元IDを検査いたします。」

その時点で、テロだな、ヤバいな、買い付けなんかしてる場合じゃないなこれは、日本に帰ろう、と思ったんですけどね、、、。

予定外のホノルルで入国審査のゲートを通ったら、一切何のサポートも情報も無く、「それじゃ、そういうことで。」的な扱いでキョトーンと。

ロスの友人に電話をすると、「マジやばいぜ!アメリカはこれから戦争に入るから、来ちゃダメだぞ、出来るだけ早く日本に帰りなよ!」

とは言われたものの、その後4日ほど一切飛行機は飛ばず、当然帰国便のフライトの予約も取れず、1週間何の用も無いホノルルに留め置かれまして、、、。

ただホノルルはアメリカ本土とは違って、の〜んびり穏やかだったんですよ、ワイキキではみんなサーフィンなんかやってたりして。

でも一週間後、予約便のフライトの順番がようやく回って来た日に空港に入ると、アメリカの軍人さん達がびっしり警備してるわけですよ、全員背中に自動小銃をブラ〜ンとぶら下げてて、、、ゴルゴ13みたいなヤツですよ。

当然コレって全部弾入ってんだよな、と思うと急に緊張感が高まって怖くなりましたねぇ、とにかくこの人ゴミは何があるか分からないし危ないから早く搭乗口の方に行こう、と。

朝のラッシュ時の駅並みの混雑で一般人と軍人がごっちゃになってるんですよ、ちょいと手を伸ばせば確実に自動小銃触れちゃう距離感ですからね。

まぁ、そんなことしたら、ソッコーぶっ飛ばされて殺されちゃうんでしょうけどね。

でもそういうテロリストが紛れ込んでて銃を奪い取ったらヤバいぞ、と直感ですよね。

感じない人は感じないわけで、若い女の子なんかは軍人さん取り囲んでピースで写真撮ってたりしましたけどね、何やってんだよ!ロンドンの衛兵さんじゃないんだから、と。

まぁ、そんな想い出もあるギターです、ハイ、、、って何の話ですかね???

何か、徹夜の勢いで書いてるんで、くだらないブログみたいになってしまって、申し訳ないです。



余計なストーリーはともかく、ギターは、とってもイイですよ!

渾身のカスタムですから、二度と作りません、これが最後の1本です。

ご希望の方にはブライアンがアメリカのTVのスタジオ・ライブでプレゼントしたギターを使っている映像のDVDも差し上げます。

当然ばっちりセット・アップしてあるので演奏性抜群の使えるギターです、お勧めです。

是非試しに来て下さい。

トレード、下取りも大歓迎ですよ〜。