1960 グレッチ #6196 カントリークラブ / キャデラック・グリーン 
百二十八万円 3400グラム



          

1960年製のカントリー・クラブが入荷しました。

キャデラック・グリーンです!

弾き込まれているのでバカ鳴りですよ。

エルボー周りとボディ裏の傷を見てください、見るからに鳴りそうでしょ〜?貫禄です。
ボディ厚は2インチのシン・ボディです。

60年代初期に見られるシン・ボディ仕様のカントリー・クラブはミュート・ユニットが組み込まれていて、それを組み込む為にボディ裏に大きな穴が開けられており、それをプラスチックの蓋で塞いで更にバックパッドをホックで留めるという荒業を使っている為、正直言って機能優先で楽器としての鳴りは犠牲になっていまっています。

ところが今回のカントリー・クラブはミュート・ユニットが組み込まれていない初期の仕様なのでシン・ボディでありながらも楽器としての箱鳴りがしっかりと生きており、更にはトレッスル・ブレースも組み込まれていますのでガツン!と来る芯のあるトーンです。

17インチ・ボディというと箱の容量が大きい為、必然的に豊かな鳴りが特徴となってくるのですが、このようなシャープでキレのある17インチ・ボディというのは中々無いと思います。

それでも、ボディ・トップのアーチ感は上級機種らしい高級感を感じさせてくれます。

60年前半までに見られる17インチ・ワイドの厚胴仕様でトレッスル・ブレースも組み込まれているカントリー・クラブだと、どうしても木材の質量が多くなるためある程度の重量感を感じることが多いのですが、今回のギターは軽いです!

サウンドのキレの理由の一つに挙げられるのがカントリー・クラブやアニバーサリーに標準装備されているスペース・コントロール・ブリッジです。

#6120やカントリー・ジェントルマンなどのチェット・アトキンス・シリーズに標準装備されているストレート・バー・ブリッジはサウンドの芯が太いのが特徴ですが、真鍮の単一素材という事もあり、トーンが若干暗めのトーンになりがちです。

対してこのスペース・コントロール・ブリッジはサウンドが軽めで、各弦の音の分離がよく、コードを鳴らした時のキレの良さが特徴です。

肝心のネック・ジョイントは非常にタイトでしっかりしていて、ネック角度も十分にあるため、ブリッジ高もありながら原稿は低く設定できるという理想的な演奏性と、箱鳴りが両立できています。

パーツ類はパテント・ナンバー入りのフィルタートロンPUは勿論の事、ピックガード、Gテイルピース、そして上級モデルの証グローバー・インペリアル・ペグと、全てオリジナルです。

やはり、インペリアルのチューニングのスムースさと、安定性は抜群です。

それなりに弾き込まれているギターですが、オリジナル・フレットもビビりは無くまだ十分に弾ける高さがあります。

アンプを通したサウンドはフィルタートロンらしい、リッチでキレのあるヴィンテージ・グレッチ・サウンドです。

#6120よりもウォームな印象を受けます。

このギターは非常にレアですよ、探しても中々見つかるものではありません。

バカ鳴りのガンガン使える17インチ・ヴィンテージ、掻き鳴らしてみませんか最高に気持ちいですよ〜!