1960 グレッチ #6121 チェット・アトキンス・ソリッドボディ 
百三十八万円 3660グラム



          

久し振りのチェット・アトキンス・ソリッドボディが入荷しました!!

このモデルのフィルタートロン・バージョンというのはかなり珍しいのですが、#6120に匹敵するくらい高額なこともあり、スペックにこだわりをもって探しているので実は当店ではこれまでほとんど仕入れたことがありません。

今回の入荷は恐らく当店史上3本目で、15−16年振りなので次はいつ入荷するか分からりません。

6120のソリッド版なので、当店が店頭で並べるに当たってはやはり59年や60年の#6120と並べられるドンズバ・スペックであって欲しいのです。

探してみるとフロント・リアのPUの距離が近いヴァージョンだったり、オレンジの色味がディアルモンド期の名残から濃かったり、Vカット・ビグスビーが採用される前だったり、と意外と今回のこのスペックは見つからないんですよね。

ディアルモンド・モデルだと指板のウエスタン・インレイや、Gブランド、ボディ・サイドにはウエスタンベルトが鋲で留めてあったりして、ある意味#6120以上に最高のルックスなんですけどね。

こちらのフィルタートロン・モデルはもうシンプルに#6120のソリッド版!という感じで、コレはコレでとてもカッコイイす。

今回のギターは塗装状態も非常に良好で、楽器として良い震え方をするために必要な木部の状態も全く問題ありません。

ヴィンテージ・グレッチの弱点と言われるネック・ジョイントはしっかりしているので、ネック角度もバッチリで、ブリッジ高、弦テンション共に問題ありません。

その結果として弦高も低いながら音詰まりや、ビビりもなく弾けるという理想的なネック・コンディションです。

パンテント・ナンバード刻印のフィルター・トロンPU、ゼロ・フレット、ネオ・クラシカル・インレイ、ヘッドのホース・シュー・インレイといったスペックは同時期の#6120と同じですが、ボディ素材がメイプル・ボディ&ネックの#6120に対して、この#6121はマホガニー・ボディ&ネックとデュオ・ジェットの系譜を受け継いだボディ素材構成となっています。

これにより、ソリッド・ボディ化によるサウンドの硬さが中和されると言いますか、硬くなり過ぎず、トーンの厚み、太さをうまく引き出していますよ。

但し、便宜上カタログでは「ソリッド・ボディ」と謳っていますが、実際にはボディ内部の空洞が非常に大きいチャンバード構造で、厳密にはスモール・サイズのクローズド・ホールのホローボディ、という表現が正しいと思います。

なので、独特な深い箱鳴りがするんですよ〜!

特にこのフィルタートロン・モデルはボディ内部構造がダイナソニック期から変更されているので、このサイズからは想像できないバカ鳴りなんです、生で響いちゃうんですよ〜。

良いですよ、表現は的確ではないですが、こういったフィルタートロン期のデュオジェット系モデルを弾くといつも感じてしまうのが、なんかバンジョーっぽい響き方だな〜、と思うのです、心地良いんですよ。

是非試しに来てください、この感覚はヴィンテージの現物を弾いてみないと理解できない部分です、未だにグレッチのレスポール版でしょ?みたいな誤解をされている方もいらっしゃいますが、全っ然違いますからね〜。

ディアルモンドのジェットも良いですが、フィルタートロン・モデル、かなりお勧めですよ!!

完全に「グレッチのあの音」です。

昔のグレッチのカタログにもあるじゃないですか”THAT GREAT GRETSCH SOUND” ってヤツですね〜。

もしブライアン・セッツァーがこのギターを持ったりした日にゃ、ヤバいことになるんでしょうね〜。

絶対似合いそうじゃないですか!

で、みんな欲しくなるんだけど、全然見つからない、みたいな、、、。

いや〜、とにかく特別に良いギターだと思いますよ。

手に入れるチャンスが中々ないお奨めギターです、是非ご検討ください。

ローン、下取りも大歓迎です。