1956 グレッチ #6129 シルバー・ジェット 
百二十万円 3340グラム



          

久し振りにシルバー・ジェットが入荷しました。

しかも憧れのハンプトップ・モデルですよ。

ダーティー・ブギーですね〜!

どうですか、このヴィンテージならではのフレークのでっかいギラギラ感、カッコイイでしょ〜!!

今回のギター、このスペックとしては、めちゃくちゃお買い得なプレイヤーズ・コンディションですよ!

お買い得な理由は、ヘッド・クラック・リペアと、ネック・リセットがされているんです。

完全に折れたというのではなく、ヒビが入った、という感じです。

ヘッド裏のクラックが入った部分には丁寧に接着剤が流し込まれ、しっかりと貼り合わせて固定修復されています。

ネック裏を掘り込んで補強材の埋め木をしたり、クラック修復部周辺にクリアスプレーを吹いたり、という余計な作業はしていないので塗装面はオリジナルです。

当然クラック・ラインはむき出しなのですが、実用上の強度については全く問題はないでしょう。

気になる方は周辺部のみクリアスプレーを吹くのもアリだと思いますが。

ネック・ジョイントのリセットはボディ裏側のジョイント付近にも目立たないように木ダボを2か所打ち込んでしっかりと補強してあるので安心です。

ボディ裏と、ネック裏、そしてヘッド・フェイスの塗装は使い込まれてヴィンテージらしいルックスになっていますが、それだけ弾き込まれているということは、当然良く鳴っています。

ボディ・トップが他の部分と比べてエイジド感が無いのは、トップ素材が塗装ではなく、傷み難いニトロンという樹脂素材を貼り合わせてあるからで、劣化が少なくかなり艶っぽく綺麗に見えています。

このニトロンという樹脂素材はドラムの側として使用されているもので、グレッチは
ドラムもやっていますからね、そこからの転用ということです。

ネック・ジョイントはしっかりとリセットされていて、アングルも正しいのでブリッジの高さも十分にあり、楽器を鳴らすために必要な弦テンションが掛かっています。

そして何より、これだけ弾き込まれているギターというのは強いですね。

ボディ裏から身体に伝わって来る振動や、ネック・グリップから掌に伝わる震え方が明らかに深いです。

ヴィンテージ・サイズでリフレットもされてキチンと調整されているのでフレットは低めで、弦高も低く設定できており、ビビり音詰まりはありません。

生鳴りはクローズドのチャンバード・ボディなのでボディ内部にこもって重く鳴っている印象ですが、アンプを通したサウンドはピックアップのダイナソニックのキャラクターに思いっきり引っ張られ、ローの太い輪郭のくっきりとしたシングルコイル・トーンです。

50年代のブラック・ガードのテレキャスをホローにしたような印象ですかね。

知らない人はボディ・シェイプからレスポールやギブソン寄りのサウンドをイメージされることが多いのですが、フェンダーかギブソンかで言えば完全にフェンダーです。

やはり当時チェット・アトキンスを旗印にしてカントリー・マーケットで支持されただけありますね。

カラッと乾いた極太の50年代トーンがこのギター最大の魅力です。

もちろんフロント・リア共にオリジナル・ピックアップです。

ブリッジはメリタのシンクロソニック・ブリッジが搭載されており、このギターとの相性は抜群です。

このブリッジが更にサウンドの重さを引き出してくれている、そんな印象です。

改めてアンプを通してサウンド・チェックをしたのですが、このギター、ちょっとヤバイでんす!

メッチャクチャ良いんですよ。

50sらしいドライで、ガラスの様な透明感のあるサウンドでありながらもゴツン!とした極太トーンなんです。

サウンド・チェックのつもりが興奮して1時間ほど弾きまくってしまいました。

一瞬、今の正直な気持ちは「売るの止めよっかな、、、」です、う〜ん。

是非ライブでガンガン使い倒してくれるようなプレイヤーの手に渡って欲しい、そう感じさせる極上のヴィンテージ・グレッチ・トーンです。

アンプを通すとどんどん引き込まれて前のめりにさせてくれるギターです。

演奏性の面で影響の大きいグリップ・シェイプはブロック・指板インレイだった56年前期までは比較的厚みのあるシェイプなのですが、この56年後期のハンプトップ・指板インレイの仕様になる頃からは突然厚さが変更になり、ディアルモンド期の#6120に近い平た目のグリップになってくるのでかなり握りやすいんです、このポイントもオイシイですよね。

そしてやはり、何と言ってもこの強烈なルックスですよね。

1956年製ですよ!

当時こんなド派手なギターなど他に無いですから。

ホワイト・ファルコンか、シルバー・ジェットか、というところですよね、スゴイです。

やっぱりハンプ・トップのシルバー・ジェット、良いですよね〜、存在感があります。

問答無用でカッコイイです。

もう最近は全然出てこなくなってしまいました。

出てきても、リペア無しのフルオリだと物凄く高いことになってしまうはずです、、、。

皆が欲しいヤツで、数が無いので当然ですが。

今回のギター、本当に楽器としてアタリ!です。

しかもワケ有りで相場よりかなり安い、と。

これならビグスビー取り付けにも躊躇は要りませんしね。

さぁ、

どうしましょうか?

ヴィンテージのシルバー・ジェットを手に入れるチャンスですよ〜。

下取り、ローンも大歓迎ですからね。